望洋楼のこだわり次へ

海の幸

海の幸望洋楼の目の前はすぐ、日本海。
望洋楼の懐石料理には三国港・越前港からあがったばかりの新鮮な海産物がふんだんにとりいれられています。

三国港・越前港などの底引き網では越前ガニの他、毛がに・甘えび・がさえび・鯛・平目・のど黒・すすき・あなご・あんこう・車鯛・赤かれい・若狭かれい・ばい貝、はたはた、ホタルイカ…、数えきれないほどの種類の魚があがります。また、定置網で獲れる黒まぐろ・本めじ・鯛・ぶり・ひらまさ・あじ・さわら・虎ふぐ・かつお・カサゴ・ほうぼうや、一本釣りで釣れるめばる・そい・甘鯛・鯛・石鯛・どっこ・あら・おこぜ・あじ・真いか・ 赤いか・やりいかなども、望洋楼の料理には欠かせない魚たちです。
月々の御献立では鮮度高く最良の状態を心がけるお刺身はもちろん、ときには焼物、ときには椀物、炊合、酢物、また、御飯として…さまざまに形をかえて、とりどりの旬の魚をおめしあがりいただきます。

三国・越前の海岸沿いからしばしば目にすることができる海女たちの獲る海の幸も、また大切な食材です。あわび・さざえ・わかめ・岩のり・岩がき・なまこなど、北陸の季節季節の珍味は数多くあります。これら食材の旬を見極め技を凝らし、みなさまにお楽しみいただくことが私どもの喜びです。
三国の海で地元の海女さんが採った特大あわび。望洋楼に納めていただきました。

福井は「コシヒカリ」が生まれた故郷です。
「越の國に光り輝く米」という願いを込めて名付けられたコシヒカリは、いわずとしれたお米の王様。
食味のよさを最大限に活かす為、望洋楼では御釜で炊きたての状態でお召し上がりいただきます。

おいしい米をもとめて、農家から農家へ。

真剣な目で米を選別する主人日本の食の要、白米。
美味しいお米はそれだけで心を豊かにしてくれます。

望洋楼でも春夏秋冬すべての季節の懐石にて、
折々趣向を凝らした御飯をお召し上がりいただいています。
丁寧に一品づつお楽しみいただいた大切なお食事のおわりを締めくくる御飯。
その最後まで美味しく味わっていただけるよう、当館では「お米」にこだわっています。

あどそ米コシヒカリと、出会う。

あどそ米 コシヒカリ誕生の地福井県。日本中でもっとも有名な美味しいお米がうまれたこの地の利を活かし、 望洋楼主人はみずから米農家を直接まわり最高のお米を探しました。そして福井県嶺北地方の東端・大野市にて、 そので目にかなった農家を見つけ出しました。

当館でみなさまにお召し上がりいただく米は、大野の南西に位置する阿難祖(あどそ)地区の望洋楼契約農家でつくられる、特別なコシヒカリ「あどそ米」です。

あどそ米は福井県でも評価がたいへんに高く、過去には食味審査会において最優秀賞をも獲得したお米。
四方を山々に囲まれた有名な豪雪地域の昼夜の寒暖の差が大きい盆地気候と、名水百選に選ばれている水、そしてその雪解け水が運んだミネラルたっぷりの土壌で育ったお米です。

あどそ地区あどそ米の米作りは、その年その年の気候に合わせた土づくりからはじまります。
稲わらや堆肥などの有機物をすき込み、深耕で苗をしっかりと根付かせます。
そして田植え、刈取りの時期にもこだわりが。通常よりも20日ほども遅い田植え「遅植」で栄養をしっかりとたくわえた美味しいお米を育てます。
そして少し早めの刈り取りを行います。若いお米は、炊いたときに美しくツヤのある“ごはん”となるのです。


きれいな水ときれいな空気、それにきれいな土のなかでおいしさと安全にこだわる米農家と出会い、望洋楼ではようやく、理想としていた美味しいコシヒカリを手に入れることができました。

お客様のために、無農薬の体にやさしいご飯を。

お客様の口に入れていただく大切なお米。主人は真剣にその質を吟味しています。大切なのは体に優しいこと、さらに、もちろん、味わい深く美味しいこと。たしかな選別をくぐりぬけた最良のお米だけが、望洋楼の食卓に上がります。

そして米の質はもちろん、望洋楼では炊き方にもこだわりが。お客様のお部屋で最高の状態で御飯を召し上がっていただけるよう、ひとつひとつ手作りされた特製の釜をあつらえ、ふっくらとつややかに、料理人が心をこめて炊いています。どうぞ、望洋楼では御飯まで心待ちにお食事をお楽しみください。きっとご満足いただける美味しいお米を炊いて、当館一同お客様をおもてなしいたします。

望洋楼のお米

越前蕎麦

越前そば36度線上に位置する福井はおいしい蕎麦ができる環境。
「越前そばは五臓六腑のアカをとる」と昔から言われているように、蕎麦を多く食べる福井県民は長寿です。
望洋楼でも阿難祖のそば粉を使用し、料理人が心を込めて打った地物のお蕎麦をお召し上がりいただいております。

乳用牛、肉用牛

乳用牛、肉用牛牧畜、地鶏養鶏、有機農業などを精力的に行う牧場、おけら牧場・ラーバンの森。
三国の丘のまんなか、自然の香りに満ち溢れた小さな森にあるこの牧場でのびのびと育った牛たちの牛乳が、望洋楼の朝の食卓にのぼります。
ジャージー牛のホーリーのミルクは新鮮そのものです。

おけら牧場のホームページへ

うつくしい水、うるわしい米。福井は、美味しい地酒の宝庫。

黒龍酒造、外観「水の如し」とも比喩される、上質な日本酒。その酒ができあがるまでには想像をはるかに越える量の「水」が、つかわれています。水の味は、すなわちその酒の命。きれいな水のある土地の日本酒は旨い、とされる由縁です。

また、日本酒の素である「酒母」をつくるための「米」も、同様に日本酒にとっては重要な存在。精白され、麹となり、醪となり…酒造りの名手に丹念に醸された姿を変えてゆくたびに米は長い時間をかけてそのもともとの旨味を増幅し、美味しい酒となって結実します。

地の水と、地の米。それらが美味しい土地でつくられた「地酒」は、美味しい。

その点、険しい山とその雪解水のあつまる美しい河川や湧水に恵まれ、またコシヒカリの生まれた土地として米作りの歴史深いここ福井は、まさに「地酒」の理想の地。地元の食材を料理することにこだわる望洋楼にとって、理想の酒もまた、地元にありました。それが、酒蔵「黒龍酒造」の酒です。

選ばれし酒蔵、黒龍酒造。

黒龍酒造の杜氏全国にも名を知られる「黒龍酒造」は、初代石田屋二左衛門が江戸の文化元年(1804年)に創業。福井県松岡の地で200余年、手造りの酒造りを今なお継承する歴史ある酒蔵です。霊峰白山の雪解け水が地中へと浸み込み自然のフィルターを通過して澄みきった九頭竜川の伏流水…この良水を汲み上げて、黒龍酒造はお酒を醸しています。

その水と、福井県大野の五百万石など主とした米、そして蔵人の技術、そして「日本酒という伝統文化」と「ものつくり」への情熱。それが結実したのが、「石田屋」「二左衛門」「しずく」をはじめとする、数々の黒龍の銘酒達です。

望洋楼は、この歴史の結晶とも言える銘酒に感動し、またその想いと心に賛同し、黒龍酒造の地酒をお客様にお出しする逸品として選びました。

旨い酒を一献、華やかで楽しいひとときを味わう。

旨い酒は時を華やかに、食卓を楽しく、いろどるもの。

望洋楼では越前がにや地元の海の幸をふんだんにつかった懐石料理に合う、厳選の日本酒をお客様のために選びました。どの銘酒も、それぞれの杜氏が渾身の想いをこめてつくりあげた逸品です。どうぞ、望洋楼の料理とともに一献、お愉しみくださいませ。

地酒

黒龍

黒龍 大吟醸〝龍〟
華やかな香りと気品あふれる味わいは、望洋楼が自信をもっておすすめする逸品です。
酒器量り売り 180ml・・・2,700円 、 720ml・・・10,500円
黒龍 大吟醸〝しずく〟
いわずと知れた蔵を代表する銘柄。驚くほどの透明感ある軽やかな味わい。
(稀少酒の為、品切れの際はご了承下さいませ。)
酒器量り売り 180ml・・・3,400円 、 720ml・・・13,200円
黒龍 吟のとびら
まだ 吟醸酒の美味しさをご存知でない方に・・・。
これまで出会っていなかったかもしれない日本酒の世界が込められています。
日本の歴史とともに歩んだ、和酒の扉を開けてみてはいかがでしょう。
150ml・・・1,100円

黒龍 燗酒~ 酒燗具〝燗たのし〟でお好みの温度にてお楽しみ下さい ~

黒龍 九頭龍 純米吟醸(通年)
お食事と相性のよい、ふくよかなお米の旨みとさらりとした飲み口でぬる燗から
熱燗までお楽しみいただけます。
1合(180ml)・・・・ 800円
黒龍 九頭龍 大吟醸(冬季限定)
蔵元の新たな挑戦として誕生。燗にしてなお、繊細な芳香とぐんっと軽やかな味わいの
究極の大吟醸燗酒です。ぜひ、ぬる燗でお楽しみください。
1合(180ml)・・・1,400円
その他銘酒・季節限定酒等ございますのでお気軽にお尋ね下さいませ。

早瀬浦

早瀬浦 純米大吟醸
若狭湾の小さな漁師町で醸される、芳醇旨口の味わいで人気の蔵最高級酒。
酒器量り売り 180ml・・・2,300円
早瀬浦 純米
米本来のしっかりした甘みと旨みをそのままに純米酒にこだわるならこちらがおすすめです。
酒器量り売り 180ml・・・ 800円
その他銘酒・季節限定酒等ございますのでお気軽にお尋ね下さいませ。

本格焼酎

麦焼酎

井田萬力 25°
非常に軽快な飲み口で、軽やかな味わいはお好みによって、様々な楽しみ方が味わえる焼酎です。
グラス ・・・ 800円 、 ボトル・・・5,000円
中々 25°
麦の特徴である口当たりの軽さを、減圧蒸留にてライトタイプに仕上げた大麦100%の焼酎。
なかなかの風味を持った味わいです。
グラス ・・・ 800円 、 ボトル・・・5,000円
特蒸 泰明 25° ※
香ばしい香りで、飲みごたえがあり重量感のある味わいはこれまでの麦焼酎の味わいの
概念を覆す逸品。ロックや水割りにて、食中・食後酒として飲んでいただきたい焼酎です。
グラス ・・・ 800円 、 ボトル・・・5,000円
百年の孤独 40° ※
百余年の伝統ある製造法で造りあげた麦焼酎を樫樽にて貯蔵した〝魂の妙薬〟。
グラス ・・・ 1,600円 、 ボトル ・・・ 12,000円
※ ・・・原材料を生かした味わいに仕上がっておりますのでそのまま本来の味をお楽しみ下さい。

芋焼酎

富乃宝山 25°
黄麹仕込みで、柑橘系の心地よい芳香に 驚きを隠せない味わい。ロック、水割りがおすすめです。
グラス ・・・ 900円 、 ボトル・・・6,000円
吉兆宝山 25° ※
黒麹を使った伝統的かめ壺仕込みにより、 芋の旨みと甘みある味わいを最大限に引き出した一本。
お湯割りがお好きな方に。至福の時が訪れます。
グラス ・・・ 900円 、 ボトル・・・6,000円
きろく 25° ※
黒麹独自の個性をもった原酒を そのまま2年間以上熟成貯蔵し、芋の風味豊かな焼酎です。
グラス ・・・ 800円 、 ボトル・・・5,000円
たちばな原酒 35~37° ※
割水、ブレンド等による一切の調整を拒否した単一原酒100%の芋焼酎です。
グラス ・・・ 1,200円 、 ボトル・・・8,000円
※ ・・・原材料を生かした味わいに仕上がっておりますのでそのまま本来の味をお楽しみ下さい。

米焼酎

山翡翠(やませみ) 25°
宮崎の酒造好適米〝はなかぐら〟でつくられている米焼酎らしからぬ、しっかりしたコクのある旨み。
魚や肉も柔軟に受け止めてくれる味わいです。
グラス ・・・ 800円 、 ボトル・・・5,000円
野うさぎの走り 37° ※
東南アジア・タイに伝わるもち米の蒸留酒と吟醸酒をイメージして造った焼酎です。
きめ細かい味わい、喉ごしのよさ、まろやかな余韻をお楽しみください。 
グラス ・・・ 1,400円 、 ボトル・・・10,000円
※ ・・・原材料を生かした味わいに仕上がっておりますのでそのまま本来の味をお楽しみ下さい。

シャンパン/スパークリング

キュヴェ ドン ペリニヨン(仏:シャンパーニュ)
シャンパンの王様。グラン・クリュ格付の自社畑産シャルドネ種で醸されるプレステージュ・キュヴェ。
750ml・・・34,300円
モエ エ シャンドン ロゼ(仏:シャンパーニュ)
厳選されたピノノワールのフルーティーで、野いちごのような香り立つ個性。
活き活きとして、はっきりとした果実らしい口当たりが人気。
750ml・・・18,000円 、 375ml・・・ 9,400円
モエ エ シャンドン ブリュット インペリアル(仏:シャンパーニュ)
シャンパン界のスタンダード的存在で世界中から支持されている一本。
750ml・・・14,000円 、 375ml・・・ 7,500円
アルガ ブランカ ブリリャンテ(日・勝沼)
ボトルの中での醗酵で生ずるガスを閉じ込めた辛口のスパークリングワイン。
甲州ぶどうの優しい味わいと弾ける爽やかさをお楽しみ下さい。
750ml・・・12,000円

白ワイン/赤ワイン

白ワイン

ピュリニー・モンラッシェ・フォラティエール(仏:モンラッシェ)
偉大なブルゴーニュ産白ワインで有名なモンラッシェ。
蜂蜜やアーモンドのような香りの、深みのある味わい。
750ml・・・20,000円
シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴァイヨン(仏:ブルゴーニュ)
シャブリの中の一級畑ヴァイヨン。辛口白ワインの代名詞。
750ml・・・13,000円
シャブリ ハーフ(仏:ブルゴーニュ)
気軽に楽しめるスタンダードな味わい。
375ml・・・ 3,600円
アルガ ブランカ ピッパ(日・勝沼)
フレンチオーク樽中で8ヶ月、ビン熟成を3年以上重ねた白ワイン。果実味と樽香のバランスが良く、
複雑で優雅な味わいが評価されている一本。
750ml・・・9,000円
アルガ ブランカ クラレーザ(日・勝沼)
日本固有のぶどう「甲州」から、シュールリー醸造法で造られた辛口白ワイン。
食中酒としてお楽しみ下さい。
750ml・・・6,000円 、 375ml・・・3,000円

赤ワイン

ジュブレ・シャンベルタン(仏:ブルゴーニュ)
非常に上品で繊細なピノ・ノワールらしい味わい。口当たりが滑らかで軽快な後味が特徴。
750ml・・・12,000円
アルガ アルカサール(日:勝沼)
カベルネソーヴィニヨン・カベルネフラン・メルロー。
複雑でやわらかく深い味わい味わいをお楽しみください。
750ml・・・12,000円
サ ナトゥーラ(西:カタルーニャ)
カリニェナ・カベルネソーヴィニヨン・メルロー・プチベルドー。
ブラックベリーなどの果実の完熟した香りで長い余韻を楽しめます。
750ml・・・8,000円
アルガーノ クラン(日・勝沼)
国産の葡萄のミディアムタイプ。豊かな果実味と柔らかな酸、タンニンのバランスをお楽しみ下さい。
750ml・・・6,000円 、 375ml・・・3,000円

ウィスキー

山崎 12年
日本を代表するシングルモルト。
香りは、華やかでノーブル、まろやかで奥深い味わいをお楽しみ下さい。
グラス・・・1,500円
山崎 18年
18年の歳月を物語る熟成感あふれたエステリーな香り、シェリー樽原酒由来の甘みが見事です。
深く長いアフターテイストをお楽しみください。
グラス・・・3,000円
余市 10年
果実を思わせる華やかな香り、なめらかな味わいが特徴。
グラス・・・1,200円
響 17年
甘く華やかで豊かな熟成香。
円やかで厚みのあるコクと、余韻豊かなアフターテイストが特徴。
グラス・・・1,700円

梅酒/果実サワー

梅太夫
青いダイヤともいわれる〝福井梅〟を使用して、添加物などを一切使用しない
「田舎造り」にこだわった懐かしく、ふくよかな味わい
グラス ・・・   800円 、 ボトル ・・・ 5,000円
甘くない女の梅酒 UMECHU 20°
甘みのおさえられた微糖のお酒。刺戟的な酸味は梅本来の味わい。
グラス・・・   1,200円 、 ボトル ・・・ 8,000円
甘くない男の梅酒 UMECHU 38°
無糖だから男性も飲みやすく、ロックや炭酸割りがお薦めです。
グラス・・・   1,400円 、 ボトル ・・・ 9,000円
国産レモンサワー
ハチミツのかおりと甘さに清々しいレモンの風味が人気です。
グラス・・・ 800円
ゆずサワー
ゆずエキスたっぷり!甘さひかえめのお酒です。さわやかな香りとともにどうぞ。
グラス・・・ 800円
うめサワー
青いダイヤとも呼ばれる、福井県の青梅でつくられた懐かしい味わいの梅酒です。
グラス・・・ 800円

越前がに

「最高の越前蟹」

上質な越前蟹はというのは、本当に美味しいものです。

その為だけにはるばる遠方よりお越しくださるお客様が、毎年たくさん当館“望洋楼”にはお見えになります。みなさまのご期待に添い、そしてさらにご期待以上のおいしい蟹を仕入れることが、私たちの使命です。

しかし残念ながら、水揚げされる殆どの蟹がいずれ劣らず上質であったような恵まれた時代は、今や過去のものとなりました。今日では真の“目利き”が出来なければ、本当に美味しい越前蟹、ましてや当館の求めるような最もハイレベルな越前蟹を手に入れつづける事は、困難です。

越前がに:ずわいがに日々浜値で日本一を誇る“越前蟹”。
その名に恥じない蟹をお客様にお出しする為に、
当館は一切の妥協を許さず日夜努力を続けております。

三国の蟹、越前の蟹。越前蟹の三湊からえらびだす珠玉の味。

蟹漁は、その漁期・漁場、そして漁を行う漁師まで、厳しく定められています。当館でみなさまにお召し上がりいただく蟹は日本海は福井県の三国港と越前港を中心とする三港で水揚げされたもの。さらにその中から上質なものに限り当館の主が直接市場に出向き、厳選して仕入れております。

三国港日本海・福井沖ででとれる越前がには、とりわけ美味。
その理由はカニ漁を行う越前の海岸沿岸の海の特徴にあります。段丘状を成したその海底は、魚介類にとっては快適な住環境。また水温がとても低く、海が荒れるため蟹の身がよく締まるのだといいます。

三国港から出航するのは大型船が8隻、小型船が6隻。港から約20kmの三国町沖合へとむかいます。
また越前港からは大型船が6隻、小型船が48隻、港から1~2時間の越前町沖合へと出港します。
出港後短い時間で漁場につくため、カニを活きの良いまま持ち帰ることができるのも、三国港と越前港の有利な点です。

資源保護のため、漁期はずわい蟹が11月6日から3月20日までの冬季のみ。せいこ蟹はさらに漁期が短く、11月6日から年内のわずかな期間しかとることができません。まさに貴重な冬の味覚です。
※なお、仕入れによってかわることもございます。

第一級のブランド蟹として誉れ高い「三国産越前蟹」。
より上質な蟹を求め、地元三国に位置する当館でもこの三国産の越前蟹を主に仕入れております。が、越前海岸のごく近海、また敦賀から京都にかけての海に、 越前港の漁船だけが入り、網を引くことを許された漁場があります。実はこの越前港の漁場からは、三国町沖合で漁れるものにも勝る、このうえなく質の良い蟹 が揚がる事があるのです。

近年三国港に水揚げされる蟹の質と量を鑑みた結果、当館では必ずしも「三国産」のブランドだけに固執せず、上質であることを最も重視した越前蟹のご提供に努めようと決意をいたしました。望洋楼では、三国港と越前港を中心とする三港で揚がった多くの越前蟹の中から、最高の越前蟹だけを、選び抜いて仕入れています。

望洋楼の蟹は、主人が自ら選ぶ。

蟹セリの様子三国港は当館から車で3分、越前港へは40分程。いずれもごく近い距離に位置します。
三国町のセリの開始は夕闇押しせまる午後6時から、対して越前町では午前9時から。ですので、当館ではその日の三国・越前沖の全体的な漁の出来(水揚げ量ではなく相対的な蟹の質)を見極め、当日の仕入れを調整しています。

三国港のセリでは、当館の主はセリ前に漁師に何処の漁場で引いた蟹かをまず尋ねます。そしてその情報も頭においた上で、大きさによって1箱に1~8杯入った 蟹のトロ箱から良質の蟹だけを、競っていきます。良い蟹だけが入った箱の中でも、主の目に適わない質の足りない蟹はその場で瞬時に見極め、漁師に返却。質 を満たす蟹だけを、手元に残してゆきます。

越前港のセリの様子越前港のセリでも選別の厳しさはまた同様。越前のセリでは、三国と異なり蟹は大きさごとにずらりと箱に並びますが、越前随一の仲買人が最良の蟹を競り落としたその蟹の中から、さらに当館の主がその中の2~3割しかない最良の中の最良の蟹を、選びぬきます。

身詰まりがぎっしりと良く蟹味噌が濃厚な“至高の蟹”を求めて、何百何千という数の蟹の中から文字通り一匹一匹を手にとって見極める主。一口に“蟹を目利き する”と言っても、それは半可な知識や経験では決して会得出来ない、熟練の技。どんなに長く蟹にたずさわっていたとしても漫然としていて身につく技ではあ りません。

長年板場として何万匹もの蟹を茹で上げ、さばく経験を重ねた当館の主にとっては、一目見れば、 そして一度手にとれば、その蟹の身詰まり・味噌の味が分かります。だからこそ当館では主が自らセリへ趣き、また仲買人の元へ趣き、自らの目と手でお客様へお出しする蟹を選ぶのです。

蟹を選ぶのは主にとっては命も賭けた真剣勝負。ただ一匹の質の甘えも、許されません。
越前蟹漁は毎年11月6日の解禁から3月20日の終漁まで続きます。
この間、漁のある度に気を抜くことなく、この“仕入れ”が繰り返されてゆくのです。

「最高の越前蟹」のみをお届けするための、私たちの努力

望洋楼の蟹は、こういった数々の努力から選び抜かれた極上の蟹。

極上の蟹の身は、茹で上げ後もふっくらとみずみずしく、それでいて必要以上には水分を含まない、まさに絶妙の歯ざわりです。それはやわらかすぎず固すぎず、ぷりっとした食感の中に得も言われぬ甘味があふれます。
そして、その蟹味噌もまた極上。新鮮さを誇示するかのようにしっかりと固まり、緑がかった美しい灰色をしています。きわめて濃厚なその味わいの中に旨味と甘味をも感じることができるものです。

越前蟹のタグ望洋楼の越前蟹には、揚がった港を表すおなじみの黄色いタグとは別に望洋楼オリジナルのタグをお付けしております。このタグは、当館のお出しする蟹は文字通り厳選された逸品であり最高品質である、という望洋楼の自信の証です。

どうぞ、当館の越前蟹を心ゆくまでご堪能くださいませ。

なお、「贈答用なので三国港のタグのついた蟹が欲しい」「越前港の蟹が食べたい」などのご希望に添って蟹をご用意することも可能です。どうぞ、気軽にその旨ご相談くださいませ。

望洋楼では蟹殻の資源化にも取り組んでいます。

カニの殻は、多種の海洋性ミネラルと微量要素を含有しています。
望洋楼ではカニ殻を廃棄せずに農家へゆずり土壌活性化に役立ててもらっています。

山雲丹

山うに福井県の塩雲丹のようなこの鮮やかなオレンジ色。
食してみれば「あれっ?」
これは知る人ぞ知る、福井県の河和田地区の家庭で親しまれたきた伝統の薬味「山うに」。
材料は柚子ととうがらし、鷹の爪、お塩。
それらを丹念にすり込み、浮かび上がる色合いはまさに「うに」。
山うには、さわやかな香りとほのかな辛みが身上。鯛の握り寿しにのせたり、お鍋の薬味にと望洋楼のお料理にアクセントを添えてくれています。

ベビーリーフ

ベビーリーフもっともやわらかく味濃い状態の野菜の若芽をいただく、ベビーリーフ。
素材そのものの力が最も味わえる、贅沢な食材です。
望洋楼のお料理につかわれているベビーリーフはたや農園で1株1株大切に育てられたもの。朝食のサラダでそのまま、また春は新わかめと鯛のしゃぶしゃぶに添えてお召し上がりいただいております。

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